8月27日日刀保讃岐支部定例勉強会が、山西副支部長宅に於いて開催されました。
今回は特にテーマと言うのはなく、会員の皆さんがそれぞれ持ち寄った刀剣を自由に鑑賞して感想、意見などを交換すると、言ったスタイルで進行しました。出品された刀、拵等は下記の通りです。
刀 銘 宗久 半太刀拵え付き
刀 銘 大慶直胤 天保10年仲春
刀 銘 無銘 重真 (重要刀剣)
刀 銘 肥前国住近江大掾藤原忠広 (重要刀剣)
刀 銘 無銘 (大阪新刀と思われる)
脇 指 無銘 (包永作と刀身彫りがある。)
直刀で仕込み杖等に使われたと思われる。
まだ本部への審査は出してはいない刀もあり、「何処までへ極まるのだろう」と時代、國などを思案する声もあり、とても楽しく鑑賞することが出来ました。
また刀剣とは別に副支部長が所蔵している兜や書画などの名品をたくさん見せていただきその中には郷土出身で著名な人々の作品も数点あり、郷土の芸術家に対する興味が一層深くなりました。
参加者は厳しい暑さのせいもあってか、8名と少数でした。次回は10月8日、高松テルサで本部講師を招いての鑑賞会が開催予定です。
小林昭等